スポーツ&芸能
LPGA開幕
3月5日は「啓蟄」。暦の上ではもう春なのだが、今日は冷たい風が吹き荒れた。春の到来にはあと2週間は待たなければなるまい。
とはいえスポーツの春は真っ盛り。琵琶湖畔で「びわ湖毎日マラソン」、静岡市では恒例の「静岡マラソン」が開催された。
「びわ湖毎日マラソン」ではもちろん「静岡マラソン」でも優勝者はケニア人だった。
どちらも始めのうちは見るつもりは無かったのだが、静岡マラソンはコースが新しくなり、びわ湖毎日マラソンも箱根で活躍した選手が多数出場して、結局最後まで見てしまった。
優勝を決め天を仰ぐアン・ソンジュ
さて、待ちに待った「LPGA(日本女子プロゴルフ協会)ツアー」が始まった。初戦は「ダイキン オーキッド レディース」in沖縄。
舞台が沖縄とあって宮里藍、宮里美香、比嘉真美子、諸見里しのぶなど沖縄出身選手が多数出場した。
5日の決勝ラウンドは、プロ合格初戦の川岸史果(22歳)が9アンダーでトップ。これを7アンダーでアン・ソンジュと沖縄出身の大城さつきが追う展開。
川岸はプロゴルファーを両親に持つサラブレッドだが、さすがにプロ初戦での優勝争いではプレッシャーに負けたか、4オーバーと崩れ、百戦錬磨の賞金女王アン・ソンジュに逆転を許した。プロ初心者の川岸には良い経験になったことだろう。
優勝したアン・ソンジュは、2010年に続いて2度目の優勝で、日本ではお馴染みの選手。日本選手を応援する我々とっては敵役だが、愛嬌のある体型態度がどこか憎めない。韓国女子に多い整形をしていない素顔も好感が持てる。
来週は所を高知に移して「PRGAレディスカップ」。
楽しみ楽しみ。