スポーツ&芸能
全日本フィギア女子
12月28日、来年3月の世界選手権代表選考を兼ねた女子全日本選手権FSを見た。(男子はスルー)
麻田、鈴木が抜けた女子フィギアは若手の台頭が著しい。
前日のSPでトップに立った本郷理華(18歳)、13歳にして3位に躍り出た樋口新葉など、ニューヒロイン候補生が目白押しなのだ。
ファイナリストは本郷、宮原、樋口、中塩、加藤、永井(SPの上位6人)。いずれも13~18歳のティーンエイジャーである。
SP首位の本郷はFS2位の演技で堂々の総合2位(188,63)。
続いてはSP3位、彗星の如く登場した弱冠13歳の樋口新葉。
麻田真央以来の総合3位(181,82)。
SPで4位だった中塩美悠(18歳)。FSではジャンプを失敗して10位(158,43)に終わったが、将来性は十分。
SP5位だったが総合7位(165,53)に終わった加藤(16歳)も見どころがある。
16歳の永井優香は会心の演技でSP6位から総合4位(168,55)と大健闘。ステージ度胸は満点だ。
そしてファイナル最後に登場した宮原知子。彼女も16歳。
異次元の演技で本郷を抜き(総合195,60)、全日本選手権に輝いた。
総合5位に終わった村上佳奈子(20歳)は宮原、本郷とともに世界選手権代表に選ばれたが、巻き返しを期待したい。
今時点で世界に通用するのは宮原と本郷の二人だと思うが、6人のファイナリスト全てにオリンピック出場のチャンスがある。
頑張れ、氷上のミューズたち。