ライブ・コンサート
銀の演奏会
先月、チビオヤジさんからUHU「銀の演奏会」に「凪」で出演するので「久しぶりに一緒に演りませんか」とお誘い戴いた。
私の音楽活動はこのところ停滞気味だったので、願ってもないチャンス!と、お引き受けした。
「凪」の一員として出演するのは5年振りだろうか。
SIDAXでの練習を経て、22日の本番を迎えた。
午後5時、お店に入るとチビオヤジさんとAYUMI(ノーザン☆スター)さんがリハの準備中。程なくSHIHOちゃん、ハセガワさんも来店。
AYUMIさんのリハ中に、私はビールで喉を潤す。
仕事を終えたスガイさんも到着し「凪」のリハが始まった。

「凪」のリハ風景
リハは無事に終了し、「そのひぐらし」の皆さん、マルケンさん、服部さんと共演の方々や河鹿さん、黒木君など続々入店。
お客さんは開演の7時頃には10名余りになっていた。
7時15分、銀の演奏会が始まった。トップバッターは「凪」。
オープニングはスガイさんのプロパノータ。
続いてSHIHOちゃんとハセガワさんで「ユンニ」。印象的なメロディーだ。
3曲目からチビオヤジさんと私が加わり「茜色の想い」「あなたが全部くれた」「言葉のチカラ」。
「茜色の想い」では、チビオヤジさんの三線にトラブルが発生したが、たまたま私の巾着に入っていたウマ(サドル)でピンチを切り抜けた。
私の演奏は“可もなし不可もなし”だったが「凪」全体としては良いパフォーマンスだったと思う。
席に戻ると、けいこさんも来てくれていた。お客さんは20人位に増えている。
続いてははっとり敏保さん。
この方とは初対面。オーソドックスなフォーク系シンガーだ。
「大好きな人」「闇夜に願いを」「鷹匠町アドベンチャー」「紫陽花」「打ち上げ花火」の5曲を熱唱。
三番手はノーザン☆スターさん。
「しあわせ」「紫陽花ひとつ」「家へ帰ろう」「屁理屈おばさん」、マルケンさんが加わりテレサ・テンの「時の流れに身をまかせ」、定番「プロペラ」、ラストは「うたたね」。
爽やかなAYUMIさんの歌声に、マルケンさんの優しいギターが絡む、絶妙なコンビネーション。
AYUMIさんがステージを降り、マルケンさんの出番。
「栴檀の花」「パリャソ」「天使の詩」「蕗の傘」、AYUMIさんと二人で「春」。
マルケンワールドが再び私の身体中に染み亘った。
9時45分、お客さんは30人を超えていて、店内は熱気に溢れている。「そのひぐらし」の登場だ。
「そのひぐらし」の皆さん
「そのひぐらしのテーマ」に続いて「人生の途中」、新曲「警鐘」、CD曲「酔え奴隷!」、ラストは「ビター・スイート・ホーム」。熱いアンコールに応え「或るモーテルの一夜」。
(初っ端の曲名忘れてしまって御免なさい)
去年の「金字塔をぶち建てろ」以来だったが、彼らはさらに進化していた。熊井さんの聴衆をグイグイ引っ張っていくエネルギッシュなパフォーマンス、杉山さんのピックを使わない華麗なギタープレイ、安定感のある原口さんのベース。そしてお楽しみ“チューニングタイム”での岡嵜さんのMC(内容は来場者のみぞ知る・・)。もちろんタイトなドラムスは折り紙つき。
彼らは静岡最強のバンドだと思う。黒木君同様日本全国を舞台に飛躍が期待される逸材である。
10時20分「銀の演奏会」は大盛況のうちに終了した。
こんな豪華メンバーが揃ったライブはめったに観れるもんじゃない。そんな稀有の機会を与えてくれたチビオヤジさんとUHUボスに感謝。
熱い余韻に浸る皆さんに挨拶して、東部団地行最終バスに乗るべくお店を後にした。