ライブ・コンサート
11月のカバーグランプリ
家庭の問題が一段落してホッとした11月4日。
ひと月ぶりにライブハウスUHUへ向かった。
「第19回・カバー曲グランプリ」に出演するためだ。
午後7時ちょうど、お店に入ると佐藤工務店さんとChanmoriさんが私を迎えてくれた。勿論ボスとテツさんも。
Chanmoriさんとは去年のチャレンジライブ以来だ。
さっそく生ビールとおでんで腹ごしらえ。
初出演のユースケ君、今回エントリーはしなかったが、ワコさん、タタラさんも入店。
今夜のおでんは味が浸みていて格別に美味い。
7時10分、ボスがステージに上った。
ボス、この日のカバーは何んと「アドバルーン」。
「ボーイ・ミーツ・ガール」ほか3曲を熱唱した。
2番手はChanmori さん。
去年の暮、チャレンジライブでご一緒したユニークなミュージシャンだ。
カバーGPではカラオケでアイドルGに挑戦しているが、今回は「V6」。「愛なんだ」ほか3曲を熱演。

私の出番が来た。
かみさんの入院やら何やらで、10月は全く練習しなかった。
カバーGPには出たかったので、再び高田渡を歌うことにした。
1曲目は「コーヒーブルース」。途中歌詞があやふやなところがあった。
前回と全く同じでは芸が無いので、2曲目は「鮪に鰯」をストロークで。
ラストは「生活の柄」。前回とはアレンジを替えてみた。
続いてはカバーGPの主,佐藤工務店さん。
「白い冬」「思えば遠くへ来たもんだ」など18番の「ふきのとう」をカバーした。
安定感抜群の歌に、楽しいMC。彼に「ミスター・カバーGP」の称号を献上したい。
さて、5番手は初エントリーのユースケ君。
「ニルバーナ」をカバーした。
私は「ニルバーナ」の曲を知らないので、批評はできないが、魂のこもった歌声は素晴らしかった。
若いのに似合わず謙虚な態度は好感が持てる。ユースケ君と呼ばせてもらおう。(上から目線でゴメン)
FBIの皆さん
9時15分、トリはもちろん「FBI」。
今回カバーは沢田研二。
「君だけに愛を」「ダーリング」「シーサイドバウンド」の3曲。
いつもながらの軽妙なパフォーマンス。カバーGPになくてはならない存在である。
それにしても後ろのギター。左利き用のギターをわざわざ弦を張り替えて使っている。ギターオタクの面目躍如である。
私はエントリーが終わり、ホッとしたこの和やかな雰囲気が好きだ。
この至福の時間が味わえるなら、毎回高田渡でもいいかな?とさえ思ってしまう。
グランプリは「FBI」の頭上に輝き、私は満ち足りた気分でお店をあとにした。