ライブ・コンサート
柏屋 七夕まつり
7月6日、藤枝市岡部の柏屋さんで恒例「柏屋・七夕まつり」が開催され、「まじゅん」はミュージックステージに出演した。
午後3時30分スタートのライブ、進行役は石田さんとS藤さん。PAはマルケンさん。会津さんも見えている。
出演者は原則浴衣姿で演奏するのだが、「まじゅん」は勘弁してもらった。
午後2時、相方のまっちゃんと待ち合わせ、隣りの公園で20分ほど最終練習。
午前中は陽が差し、気温が上昇したが、旨い具合に曇り空になった。
2時30分、控室で一祥庵の女将さん謹製のお弁当をご馳走になる。
対バンのさっちもさん、安兵衛さんに名刺をお渡しし「まじゅん」を売り込む。我々の次に出演するしけもくさんはまだ到着しない。
3時30分、ライブは予定通りスタート。
川口さんご夫妻が浴衣姿で見に来てくれた。
トップバッターは石田さん。
懐かしい「難解な世界」でスタート。「向日葵」「The Water Is Wide」「命のバトン」「七夕」の5曲を披露した。リラックスしていつもの石田さんらしいパフォーマンスだった。
二番手は「まじゅん」。この日は“島唄ユニットまじゅん”で選曲。
( Jはジョージ、Mはまっちゃん)
スタートは「デンサー節」(J:三線 M:Vo・タンブリン)
2曲目「てぃんさぐの花」(J:三線・Vo M:Vo・ギター)
3曲目は初披露「涙そうそう」(J:三線 M:Vo・ギター)
4曲目は鉄板「芭蕉布」(J:Vo、ウクレレ M:ギター・Vo)
ラストの「19の春」(J:Vo・ウクレレ M:Vo・タンブリン)では手拍子をいただいた。
間違い箇所は多々あったが、笑顔で乗り切った。
「まじゅん」は1年前より確実に進化している。
しけもくさん
次は出番にぎりぎり間に合った「しけもく」さん。
コスチュームがユニークで黒足袋が印象的。
「頑張らなくていいよ」「博愛」などオリジナル5曲を披露した。
女の子というと出来るだけ自分を良く見せようとするが、彼女の飾らないパフォーマンスは個性があって面白い。注目株だ。
4番手は「さっちも」さん。先月UHUの「月刊ライブ女子」で初めて拝見した。
この日はご家族でお祭りを楽しんでおられた。
松山千春の「恋」でスタート。上手い。
以後はオリジナル。「小さな命」「自転車に乗って」など4曲を披露。
彼女の特長は高音が綺麗なこと。真面目な優等生タイプのミュージシャンだ。
マルケンさんのステージ。裏手から客席を望む。左手後方は流しソーメン会場。
続いては静岡を代表するギタリスト丸山研二郎(マルケン)さん。
黒い作務衣から浴衣に着替え、いつものペースで「あの素晴しい愛をもういちど」「ムーンリバー」、オリジナル「しらさぎの歌」「Egretta Alba」、インスト「星祭り」、ラストは「スマイル」。
ライブの模様を録画していた外国人の男性が、マルケンさんの演奏を聴いて、とうとう踊りだした。
お米屋の安兵衛さん
6番手は焼津の泉谷しげる「安兵衛」さん。
「俺はニセモノだけど本物を越えてやる」「巨人が強いのはあたりまえ」「時の流れに身を任せず」など5曲を、ビールを飲みながらいつものパフォーマンスで熱唱。
彼を初めて見たのは「まじゅん」がステージデビューした去年の6月だった。作務衣を着用し、ふてぶてしいとも言えるパフォーマンスで若い人たちから喝采を受けていたが、私には抵抗感があった。
話しかけることなく1年が経ち、この七夕まつりで初めて言葉を交わしたのだが、ステージとはちょっと違って好感の持てる紳士だった(上から目線で御免なさい)。
会津さんの演奏に聴き入る観客の皆さん
ライブのトリは会津里花さん。
「恋しくて」「ノーエ節」、凪の「銀の舟」、「私の子供たちへ」と、いつもの名調子で進んだ。
途中、彼女のユニット「川童」の紹介があり、メンバーの石田さんとまっちゃんが立って挨拶する場面があった。私はこれには鼻白んだ。(せっかくだから1曲だけでも3人で演れば良かったのに)
会津さんの演奏はまだ続いていたが、この日はかみさんと約束があり、午後6時半で失礼することにした。
演奏の邪魔にならないように皆さんに挨拶。川口さんが私の成長を褒めてくれて嬉しかった。