ビーチボーイズ

丈二

2016年08月07日 16:03



毎日暑い日が続く。
この時期は繁忙期で、毎日5時まで仕事が出来てありがたい。
この半月変わったこともなく、投降も滞りがち。
ネタが無い時は多肉植物か、6~70年代音楽だ。
という訳で、今日は「ビーチボーイズ(The Beach Boys)」について書いてみたい。

ビーチボーイズ。以前同名のTVドラマがあったが、全く関係ない。
1961年に結成されたアメリカのロックバンドである。
グループは現在も形を変えて活動している。
「サーフィンUSA」「サーファーガール」「ファン・ファン・ファン」など美しいハーモニーと、初期のベンチャーズを彷彿とさせる軽快なサウンドで、当時アメリカナンバーワンの人気バンドだった。
そんな時、ビートルズがアメリカにのポップシーンを席巻した。
これに危機感を抱いたブライアン・ウィルソンをリーダーとするビーチボーイズは1964年7月、「アイ・ゲット・アラウンド」をリリースし、全米初のNo.1を獲得した。
私が初めてビーチボーイズを聴いたのはこの「アイ・ゲット・アラウンド」。








当時のドーナツ盤のジャケット。
B面も名曲「ドント・ウォリー・ベイビー」。「気にしないで」という邦題は今は使われていない。

初めて「アイ・ゲット・アラウンド」を聴いた時の興奮は今も忘れられない。
疾走するリズム、高音の効いたハーモニー、自然に体が動いてくるドライブ感。
「ランランギルラン アギルラン・・・」の言葉が頭の中を駆け巡る。


「I Get Around」(直訳すると「俺は巡回する」)

 車転がし グルグル周れ  
 グルグル周って また周れ
 俺は周る 街を周る

 同じ通りを行ったり来たり ウンザリだよ
 イカした奴らが集まる 新しい場所を見つけなきゃ

 俺たち ここらじゃ有名さ ワルとも知り合いだから
 俺たちに 手出しはしない

 俺たちは周る 俺の車で ツルんで周る
 負けたことは 一度もないぜ
 女の子たちを引っかけて ドジったこともない

 女の子とステディになる奴なんていやしない つまらないから
 土曜の夜に そんないい子を 家に置いとくなんてね
  
 車転がし グルグル周れ
 グルグル周って また周れ
 俺は周る 街を周る

(訳詞はJHON BEATLE LENNONさんの「The Apple of My Eye」より一部改訂して引用しました。モノクロですがライブ映像がユーチューブで観れます)

ビーチボーイズはこの後も「ドゥユ・ウォナ・ダンス」「ヘルプ・ミー・ロンダ」「カリフォルニア・ガールズ」「バーバラ・アン」とたて続けにヒットを飛ばし、1966年10月、衝撃の「グッド・バイブレーション」をリリース。世界的な大ヒットとなった。
私の最も好きなナンバーである。
しかし、この曲がビーチボーイズのピークだったように私は思う。

コンセプトアルバム「ペットサウンズ」や、ビートルズとの関わり等、まだまだ書きたいことはあるが、長くなったので続きはまた別の機会にしよう。
(タイトル画像はベストアルバム「Sounds Of Summer」のジャケット)

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