台湾旅行 (5)
九份トワイライトツアーの参加者は31人。引率の添乗員は李さん。
女子大生のアルバイトかと思うような若さだったが、頼もしいガイドだった。(写真は撮り忘れた)
午後4時30分、台北を出発し、5時30分、九份入口の駐車場着。
5分余り歩いて賢崎路(階段)の広場へ。
ここで一旦解散して1時間のフリータイム。
九份(ジョウフェン)は戦前は東洋一の金鉱があった町で、戦後金鉱は閉山し、街は衰退してしまった。しかし古き良き時代の佇まいはそのまま残り、観光地として生まれ変わった。特に映画「非情城市」や、ジブリの「千と千尋の神隠し」における湯屋街のモデルとなり、観光客が激増している。
アニメ「千と千尋の神隠し」の映像
賢崎路を上りながら、レトロな街並みを撮りまくった。
途中から基山路(ジィシャンジェ)に入り、沖縄のスージグァーも真っ青のゴミゴミとした路地を散策。
基山路の人混み
狭い道は人で溢れ歩くのも儘ならない。食べ物を扱う店からは独特の匂いが漂ってくる。
肉まんの店
基山街の終点から同じ道を引き返す途中、土産物屋に寄った。
昼間、台北市内の土産物店で、350元で売っていた対龍の置物を250元で売っている。早速購入。
レトロなお茶屋さん、阿妹茶楼
6時30分、集合場所の広場に戻ると、辺りは夕闇が迫っていた。
ふと正面の飲食店の看板が目に入った。
ヘンな日本語
日本人向けの表記がご愛嬌。「コーヒ」「ウーロニ茶」「ジゃスミンちゃ」「クピオカ」・・・。
6時45分、全員揃ったところでディナータイム。
お店は「九戸茶語」。
九戸茶語
ツアー客は二手に分かれて円卓に就いた。
台湾家庭料理ということだったが、これといった特徴はない。
形は茄子、食感は梨という変わった野菜が出たのが印象に残っている。
7時30分、台北へ向けて出発。
8時20分、再び土産物店へ。今度はお菓子屋さん「維格餅家」。
試食した落花生が絶品で即購入。かみさんはドライマンゴーなどをカゴに入れていた。
さて、本日のツアー最後の目的地は士林夜市。
台湾観光と言えば夜市散策が目玉のひとつで、士林は最大の規模・賑わいを誇る。
しかし、私には最早夜の人混みを歩くエネルギーは残っていなかった。
九份広場にいた犬。人ごみに疲れた風情。
かみさんもホテルへ戻ることを主張。後ろ髪を引かれる思いで帰りのバスに乗った。
ー続くー
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