浜松へ

丈二

2016年12月07日 20:43



12月に入り仕事は閑散期。もう年内の出勤は無いだろう。
という訳で昨日、かみさんと浜松へ行ってきた。
東海道線で静岡から70分。浜松駅前ターミナルからバスに乗って、浜松市美術館へ向かった。
浜松市美術館は、ピカソ展以来9年ぶり。今「女性を描くークールベ、ルノワールからマティスまでー」を開催している。


19世紀後半から20世紀前半に活躍したフランスの画家たちが描いた女性像が40数点展示されている。


私の目に止まった作品はキスリングの「赤い洋服のキキ」。
キスリングの描く女性は皆大きな瞳の中に哀愁を湛えている。

続いて同じ浜松城公園内にある家康の出世城、浜松城へ向かった。
風が強く寒い。浜松は“遠州の空っ風“で有名な地域。静岡より体感温度が5度は低いだろう。
天守閣(タイトル写真)に上り、浜松市街を遠望した。



敷地内に「若き日の徳川家康公」の像がある。静岡の駿府城公園にある大御所の像とは違ってスリムな家康像だ。

12時半、浜松城公園を後にして浜松駅に戻った。
浜松といえば勿論うなぎ。我々は浜松でも屈指のうなぎ店「八百徳」の暖簾を潜った。


八百徳のうな重 2,950円

私は普段なら「うな政」のうな丼で構わないのだが、かみさんは国産のうなぎに拘っていて「うな政」には行こうとしない。
そこはさすがに「八百徳」のうな重。さっぱりとしているが奥深い味。ランチにはちょうど良い。
しかし浜松にも中国人観光客の波が押し寄せていた。店の2階に中国人の団体が来ていて賑やかだった。

13時50分、我々は満ち足りた気分で、上りの東海道線に乗った。

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