UHUの第三水曜日は「昭和フォーク村 カバーグランプリ」。
私の音楽活動はカバーGPを中心に動いている。
昨19日、いつものバスに乗り午後6時50分、お店の階段を降りて行った。
ボス、テツさんに挨拶。お客さんは誰もいないようだが、若い人たちが開演を待っていた。
さっそくビールとおでんでエネルギー補給。出演前のアルコールは喉を柔らかくし、気分をリラックスさせる。
トップバッターのFreeByrdさんに挨拶。彼女とは去年6月、まじゅんの初ステージでご一緒した。
今夜ご一緒するヨネさんから千葉県産の落花生をお土産に頂いた。落花生は私の大好物。有り難い。
佐藤工務店さんとワコ企画のワコさんが見えた。いつもより早い入店だ。と思う間もなくワコさんが私に話しかけてきた。「一緒にステージで歌いましょう」。
そういえば前回のGPで彼女に「『五つの赤い風船』を二人で歌いませんか?」と誘ったのだった。
ただ彼女が覚えてきた曲は私が予定したものと違ったので、「遠い世界に」を一緒に歌うことにした。
7時10分、Free Byrdさんがステージに上った。
Free Byrdさん
彼女は中島みゆきをカバー。
「海よ」「かもめはかもめ」「悪女」の3曲。
技術的には今一歩だが、ステージ度胸は良いし、歌う楽しさがこちらに伝わってきて、好感が持てる。
ワコ&ジョージ(Photo By GAMIさん)
次は私だ。いつもの様にムービーカメラのスイッチオン。
挨拶代りに西岡たかしの「そんなに愛が欲しいのなら」を一節。
「五つの赤い風船」1曲目は「恋は風に乗って」。私のお気に入りの曲である。
「五つの赤い風船」は当時としてはサウンドが垢抜けていて、作曲の西岡たかしとボーカルの藤原秀子とのハーモニーが素晴らしい。
2曲目は「もしもボクの背中に羽根が生えてたら」。
ハーモニーをウリにするコーラスグループの曲をウクレレで弾き語りはけっこう難しい。自分の音にするのに試行錯誤を繰り返したものだった。
MCもまあまあ上手くいって、私は客席のワコさんを呼んだ。
ラストに二人で「遠い世界に」を歌った。彼女はハモリの天才ではないかと思う。
FBIのガミさんも早めに来てくれて写真を撮ってくれた。
大きなミスも無く、好評のうちに終了した。
シロツユウジロウさん
3番目は若手のシロツユウジロウさん。レディオヘッドをカバーした。ボーカルが中々良い。
普段はオリジナルを歌っているそうだ。一度聴いてみたい。
笹谷宗弘さん
若手が続いて四番目は笹谷宗弘さん。
グレープワインをカバー。私の知らない名だ。多分平成のミュージシャンだろう。
そうこうしている間に後半出演の皆さんや、お客さんが続々と入店してきた。
ヨネさん&MANQ,ふぅさん
8時45分、本日の台風の目、ヨネさんがアルトサックスのMANQさんとカホンのふぅさんを従えてステージに登場した。
いつもは閑散とした感じの店内だが、この日はヨネさん目当てのお客さんが何人も詰めかけて、熱気を孕んでいる。
「安全地帯」をカバー。「ワインレッドの心」「悲しみにさよなら」「好きさ」の3曲をMANQさんのサックスをフィーチャーして熱唱した。
MCも手慣れたものだ。どんな経緯か、私が「カバーGPの教祖」に祀り上げられてしまったが、GPを受賞したことのない私に教祖の資格はないだろう。
佐藤工務店さん
ヨネさんパフォーマンスの余韻が残る中、レギュラー(?)の佐藤工務店さんが登場。カバーは「六文銭」だ。
懐かしい「街と飛行船」「夢のまた夢」「私は月に行かないだろう」の3曲。
佐藤さんの癒しのパフォーマンスは私のお気に入り。
ワコ企画の皆さん
カバーGPも佳境に入ってきた。「ワコ企画」の皆さんの登場だ。
今夜はフルメンバーだ。カバーは山本潤子。
「卒業写真」「フィーリング」「歌を捧げて」の3曲。
ワコさんの綺麗な歌声に、相方さんのハーモニーが絶妙に絡み、ギターの名人が両脇を固める。
FBIの皆さん
9時50分、トリは勿論ガミさん率いる「FBI」。
ガミさんのギターはレスポール。いつも使わずにステージに置くギター、今回はツマミが六つも付いてるセミアコ。
カバーは泉谷しげる。「眠れない夜」「国旗はためく下に」他の3曲を熱演。
更に「星降る街角」で観客を挑発。まんまと盛り上がった。
FBIさんがトリを務めてくれるので、お客さんは満足して帰っていく。良い循環だ。
そしてテツさんが前に出て結果を発表した。グランプリは「ワコ企画」の皆さん。おめでとうございます。
暫らく皆さんとアフタートークを楽しみ、三々五々帰路に就いた。